精油とは


精油(エッセンシャルオイル)とは、植物の葉、花、果皮、樹皮、樹脂、種子
などから得られる芳香成分を、特殊な方法で抽出した揮発性のオイルのことです。


精油は植物から抽出しますが、かなりの量の植物を必要とします。
ですので、高価なものと思われたほうが良いでしょう。
ダマスクローズの精油を1滴抽出する為には、50〜60輪ものバラの花を使います。
50輪のバラの花を買うとかなり高いですよね。これは他の精油にもいえることです。

精油一滴あたり何キロもの植物が使われていることを忘れないようにしましょう。


そうなると、安価なものはどうなるのか、というと、安くてもきちんとしたメーカーがありますが、
たいていは基材で薄めているもの、香料を無理やり作って加えているものなどにあたります。
これらは「アロマオイル」や「ポプリオイル」、「フレグランスオイル」と呼ばれていて、
人工的に作られた香りですのでアロマテラピーとして楽しむには向いていません。
かえって体調が悪くなる場合もありますので、アロマテラピーとして香りを楽しみたいならば
100%のものを使うことをオススメします。

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精油の抽出方法

精油は、植物の樹皮、樹脂、花、葉、種子などから、香り成分のみを抽出します。
その方法には以下の方法があります。
 
●水蒸気蒸留法(すいじょうきじょうりゅうほう)
原料の植物を専用の蒸留釜に入れて、下から高温の蒸気をあてます。
すると、植物に含まれる香り成分が蒸気と混ざって放出されます。この、出てきた蒸気を
冷やせば、精油と蒸留水が出来上がります。

蒸留水は「フローラルウォーター」とも呼ばれ、ほのかな精油の香りが残っています。
ラベンダーやローズマリー、カモミールなどが、この方法で抽出されます。
 
 
●圧搾法(あっさくほう)
オレンジやグレープフルーツなど、果実の皮から抽出する際の方法です。
みかんを食べる為に外皮をむくと、とてもよい香りが広がりますね、
あれはまさしく圧搾されている香りなのです。

大きな機械でギュッと皮を絞り、出てきた液を放置しておけば
果汁の上に精油が分離されてきて出来上がります。
 
●溶剤抽出法(ようざいちゅうしゅつほう)
花や樹脂などデリケートな素材から抽出する際の方法です。
素材を揮発性の溶剤につけこみ、芳香成分を溶剤に溶け込ませます。
その後で溶剤を取り除きアルコールで処理すると、精油だけが残ります。
ジャスミン、ローズなどはこの方法で作られます。

※ローズは抽出方法で名前が変わります。
水蒸気蒸留法で抽出したものは「ローズオットー」、
溶剤抽出法で抽出したものを「ローズアブソリュート」と呼ばれます。
 

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